店主のブログ
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ル・ポトレ シラー / L・G・I ワインズ
フランスの赤ワインでございます。
秋田県のスーパーに出没した熊、長時間居座り続けたあげくに駆除されました。
この秋は山にドングリが沢山実ったとかで人里に下りてくることが減っていたとの話もありますが現れました。
秋田と言っても市街地でけっこうな買い物客が訪れるスーパーだそうですが開店前に入り込んで店員さんにけがを負わせた熊、食材も多く精肉コーナーで食い漁ったとの情報もあります。
防犯カメラに映ったその姿は決して痩せてる様子でもないようですが眼に飛び込んでくる食べ物の多さはバラ色に映ったことでしょう。
駆除された結果に当然愛護の観点から「かわいそう」「山に返してやるべき」果てには「クマがいる場所に住んでる方が悪い」なる滅茶苦茶な非難まで。
住民にしてみたらたまったもんじゃない、市街地に現れ人を傷つけ恐怖に落とし込む野生です、絵本に出てくるクマさんじゃない。
人間と動物の共生は時代や環境とともに変わり行く、難題でありますね。
熊とくればのワインです、どうです?この熊のラベル・・ん~違うか。ネズミさんですかね、ポッチャリして愛嬌がありますね。
フランスのワイン、L・G・Iさんが造るお手頃なシラー100%のワイン。
ブラックベリーとかチェリーとかしっかりとした果実味があります。
完熟感ある果実由来の甘やかさと軽いスパイス、オークを使った熟成のようでバニラのようにやわらかトーンの香りがバランスよく調和してます。
森のクマさんっていうと優しくかわいいですが市街地のクマさん、怖え~よね。
¥1,375(税込価格) 2024/12/5
カーサ・コラー リボラジャッラ ブリュット / ピローヴァノ
イタリアのスパークリングワインでございます。
珍しく旅行をしたり、ボージョレ・ヌーヴォーでバタバタりしたのか、乱高下の気温のせいかわからないが風邪をひきました。
なんか変だなっと思い早々に薬を飲んだものの、悪くはならないが良くもない。
帰宅してビールをゴクリもなんだか体の内部で変な反応、涙目で心地良くない酒の回り方。
苦くも甘くもない、味がしないんだわね。
そんな状態で何日かワインは止めとくか、くれぐれも言っときますが酒を抜こうとは言ってません。
ワインの本質が分からないじゃワインが可哀そうですからね。
で、ただの炭酸飲料としてのビールを少量だけの日を二日ほど、体を温め休めて復帰どぇす。
若かり頃の「どうやったら風邪をひけるんだ」「ユンケル飲んでラーメン喰ってビール担いで汗かけばすぐ治る」なんてのは過去の話、あ~旨いワインを飲むために早く寝ましょうな今日この頃。
で、早々の試飲で飲んだワインは「お~旨え~。」
治ったね、復活です。
やっぱり体調には気を配っていきましょう、これからが流行り病とで勝負です。
どんな風邪薬よりも休息睡眠とポリフェノール摂取です。
旨えワインを飲むとくればのワインです。
体調万全で気分爽快な時こそスパークリングは旨さを倍増させます。
イタリアのコスパブランド、ピローヴァノが造る泡物、カーサ・コラー。
泡の都ロンバルディアから、ブドウはリボラジャッラ100%、ずんぐりボトル、イエローラベルからグラスに注がれ香りは清々しくリンゴや洋梨などを思わす繊細さがあります。
思わずプハー!と感嘆する爽快さ。
さあ、いよいよ12月がやって参ります、年末はやる事沢山、体長万全で迎えましょう!
¥1,298(税込価格) 2024/11/29
レグネリー シュペートブルグンダー / レグネリー
ドイツの赤ワインでございます。
17,18日と連休をいただき遠出をして参りました。
岡山県まで行ってきました。
母の友人の方が住んでおられるんですが、高齢になって参りまして、いつかいつかと先延ばしにしていたんですが今回こそと。
私の母は既に鬼籍に入っておりますが、今でもその方は私ども姉弟のことを気にかけてくださり、旬の果実などを送ってくれます。
当たり前のようにいただいておりますが私らのことをいまだ気遣ってくれることに感謝したいと思いまして実行に移して参りました。
久しぶりの新幹線ですが車内販売も無くなってますし旅行気分にはちょっと寂しい感もあります。
30年ぶりにもなりましょうか、高齢になっておられますが至って元気、一泊の忙しない旅でも岡山の主要な観光地を案内してくださました。
岡山城、後楽園、倉敷アイビースクエア、吉備津神社などを回ってきました。ご高齢といってもその方の歩調はしっかりで階段なんぞ苦にするようなこともなくこちらの方が年齢を感じてしまいます。
岡山の観光と調べますと美観地区というのが出て参ります、倉敷の歴史を感じる佇まいを残す町並みを歩けます。
情緒ある造りの建物、穏やかな川を行く小舟、人力車もありゆっくりと観ていたいもんです。
夕刻になりますと飲食店にも灯りがともります、通りを少しそれたりすれば地酒を振舞う店、カフェ、そしてワインバーも多くあります。
景観を損ねることなくワインが飲める店造りです。
ワインバーとくればのワインです。
ドイつのシュペートブルグンダー別名ピノ・ノワールです。
モーゼル地区のレグネリーが造ります。
ピノ100%、オークでの熟成には22ヶ月を要します。
ピノらしい赤い果実を想像させる香り、ドイツらしい酸もあるエレガントなテイストですが熟成により深みと落ち着きがあります。
やっぱりインバウンド需要ですね外人さんも多いです。
久しぶりの遠出に満足であります。
¥2,420(税込価格) 2024/11/23
シュタイルラーゲ リースリング トロッケン / シュテッフェン
ドイつの白ワインでございます。
先日地元の小学校の地域探偵なる名目の社会科の校外学習で2年生の数名がやってきました。
毎年行われていて学年も決まって2年生であります。
探検ですから学習内容も2年生らしく遊びに近い。
これが中学生当たりの労働学習だと困りもの。
ワインや酒を扱ってる個人店じゃ平日の午前なんて誰も来やしない、「店の主はただボケっとしてた」とか「お客ゼロ、何もすることが無さそうで潰れるのでは?」なんて学習報告されたら堪らんよね。
で、私の店には 地下セラーがあるので探検には持って来いです、照明の暗い地下で数百本のワインがあるんですからそれなりに探検気分になれます。
おまけにワインですからバックヴィンテージがある、2年生ですと2016年が産まれ年、ワインなら普通のありますんで「これが君たちの産まれた年に実ったブドウで造られてるんだよ~」なる説明にわらしべら達は写真を撮ったりで喜んでくれます。
もしこれが高齢者施設の訪問だったら大変、昭和初期産まれの爺さん婆さんが「わしの生まれ年のはあるかい?なんだ無ええのか!」「冥土の土産に一番高いの飲ませろ!」なんてのはごめんです。
2年生は可愛いですが子供ゆえに忖度しないので質問の内容も読めないこともしばしばで怖いところもあります。
読めないとくればのワインです。
フランス、イタリア、スペインとか北南米大陸あたりは何とかなりますが、ドイツはダメです。
ご覧ください、スティールラージュといきたいところですが、シュタイルラーゲであります、読めないな~。
リースリング100%、トロッケンの辛口。
トロッケンでも辛さ具合は色々です。
口に含んだ瞬間は「ちと甘味あり?」な感じですが、レモンのようなシャープな酸味が広がりキリッと感がしっかりです。
今年の子供達の読めない質問、「島田屋のオジサンは何歳ですか?」お~そうきたか!
¥1,485(税込、特別価格) 2024/11/14
ロゼット ウヴァ・ロンガネージ / テッレ・チェヴィコ
イタリアの赤ワインでございます。
闇バイトなる凶悪な犯罪もあれば人の心の隙間を狙う犯罪もあります。
SNS上で知り合った男性から多額のお金を騙し取る詐欺で「いただき○○ちゃん」なる女性が逮捕され実刑判決が下されました。
また別の事件では異性の恋愛や結婚への願望、弱者への優しさにつけ込んだロマンス詐欺で多額のお金を騙し取る犯罪もございます。
騙す方も騙す方ですが騙される方にもなんて書きたくなりますが、騙しているように見せない功名な手口であろうと思います。
私は大丈夫と思っていても騙されるのが詐欺、我が身に置き換えれば危うさもありましょう。
取引先のインポーターさんも営業担当の方は若き女性が多いです。
私にしてみれば娘ですがワインの紹介以外にも優しい言葉をかけてくれます。
息子からは「うぜえ!」なんて罵られこともしばしばですから優しい言葉に弱いです。
営業の女性達はしっかりとされた方々ですで問題無いですがいつどこで「こんな優しい子の為なら」と心の隙間も生まれないとも限らない。
巧みな言葉の詐欺にも気を引き締めてなければなりませんね。
引き締めとくればのワインです。
エミリア・ロマーニャからのワインが最近多く輸入されます、地場品種を使っての手頃な価格も魅力。
ロゼット ウヴァ・ロンガネージなる固有種を100%使ってのワイン。
熟成はオークチップなどを使っています。
チェリーやアセロラを思わすチャーミングな果実味とってもフルーティ。
後半にはオークチップ由来の軽いオーク香がミルキータッチでほんのり覗かせる。
締めにはキュッとミネラル、酸味が引き締めてくれます。
だまし取られたお金は巡り巡ってキャバ醸やホストに貢がれる、まぁそんなもんです。
¥1,430(税込価格) 2024/11/13
ロク・ド・ベラム ソーヴィニヨン・ブラン / ヴァン・ビシェール
フランスの白ワインでございます。
朝のウォーキング、寒くなると家を出るの辛くなります。
今までが暖かかったのでつい薄着で出ます、歩くんだから温まるだろうと、ところが露出する手は冷たくてかなわんです。
季節が突然変わります、ならば冬の装備にすりゃいいんでしょうが天気予報じゃまた気温が上るとかいってます。
何を着ればいいんだか、寝るときの布団はどうします?
で、ウォ-キングの途中の高台では富士山がくっきりと黒い姿を浮かび上がらせます、なんか少し白いかえ?いや気のせいでしょと拝みます。
その後のニュースでは静岡側では冠雪しましたが山梨側では・・と思いきや僅かに冠雪が認められ初冠雪となったようです。
木枯らしも吹いたし店頭にてボージョレの話なんかすると季節は確かに移ろいでます。
で、その富士山をラベルにしたのがこのワインご覧くださいませ。
違うだろ!の声が聞こえます、その通り!違います、なはは。
静岡でも山梨でもない、フランスのガスコーニュからの登場、ロク・ド・ベラム。
ブドウはソーヴィニヨン・ブラン100%、この地方は白の銘産地として知られる所、さてこのソーヴィニヨン・ブランは如何に。
想像とは違う何気にボリュームがあり、この種としては柔らかい酸と果実味の厚さが感じられましょうか。
しかし富士山、山梨では黒い山肌、静岡では雪化粧とやはりのデカさですね。
¥1,210(税込価格) 2024/11/9
ロゼット ファモーゾ / テッレ・チェヴィコ
イタリアの白ワインでございます。
私の住んでいる三鷹にも現れたのが闇バイトの輩。
私の住んでいる中原は三鷹の東、事件のあったのは大沢という三鷹の西地区です。
どちらも農家とかが多く、広々として木々に囲まれて中に入ると人目に付きにくい条件のお家が多い。
最近友達からメールがあって、「三鷹でも闇バイトの事件んが起きたけど中原地区も物騒だね」とあります。
「たしかに三鷹だけど大沢だよ」と返しましたが、その後色々調べると中原でもそんな危機もあったようです。
思い起こしてみますと少し前、カミさんが「これ見て」とドアフォンに映るあやしげな職人風の男二人。
「近日工事がありますが聞いてますか?、あと車とか日中動かしますか?」なんて聞いてきたらしい。
今思えば下調べの様子ですよね。
地域の駐在さんに会った際この話をしたら「色々聞いております、この辺軒並み来てるらしいです」とおっしゃってました。
いや~、ゾッとします、足元まで犯罪が近づいていたんだわね。
しかし、こんな事で三鷹も有名になるのは勘弁です。
有名とくればのワインです。
ご紹介のワイン、ロゼッタ・ファモーゾのファモーゾはブドウの種類でもありますがその名前は「有名」を意味します。
なんでも香りが強すぎて人気が無く絶滅しそうだったとか、香りで絶滅なんて今じゃ考えられんな~。
確かにアロマチックが際立ってます。
ライチ、Gフルーツのような鮮烈でフレッシュなアロマです。
味わいもクリーンでキレッキレのドライさがあります。
皆さんも闇バイトなどの犯罪、他人事と思わずセキュリティを家族で対策共有してくださいね。
¥1,430(税込価格) 2024/11/8
マルヴァジア・オレンジ・スプマンテ ブリュット ナチュール / ババル
イタリアのオレンジワインでございます。
少し前のことですが配達途中にあったファミレスが閉店しグループ系列のカフェがオープンしました。
カフェなんざ性に合わない私ですが息子が学校行事にて泊りで出かけたため休日の朝にカミさん誘って「カフェに朝飯行く?」ってな感じでレッツラゴー。
近頃はどこでも人手不足なんで注文もタッチパネルです、カフェなんざのメニューは名前も分らんし、セットの面倒くささとか考えると注文失敗しそうだよな~なんて。
いざ入ってみると席まで案内、おまけに口頭で注文取ってくれます。
う~ん、ジジババには優しいカフェだわね~。
なんだかんだでコーヒーやらモーニングプレート、カミさんフワフワパンケーキとかでけっこうな朝食になっちまいました。
外で朝飯なんて何年ぶり?旅行に行ったのは何時だ?
普段白米にお茶、味噌汁の私、朝のバイキングなんて懐かしいのお、コーヒーやオレンジジュースなんて旅行くらいよ。
そういやオレンジジュースって滅茶苦茶値上がりですよね、高級な飲み物になっちまったもんね。
で、オレンジとくればのワインです。
もうお馴染みになって参りましたオレンジワイン、スパークリングだってありますよ~。
ババルのオレンジスパークリングです。
ババルは何らかの障害を持った子供達の支援を行うプロジェクト。
ワインのラベルはその子供達が夢を描いたもので数種類がラベルに貼られています。
ワインを造っているのはアブルッツォのオーガニックワイナリーのオルソーニャ。
ちょっとくすんだオレンジゴールド、旨みの澱がこの色なんですね。
落ち着かせて上澄みを泡にて爽やかにいただきます。
きっちりとオレンジテイスト、軽く渋みのタンニンが旨みを作る。
翌日残りをかき混ぜ澱たっぷりとグラスに注ぎ入れ泡の中に凝縮させた果実味を堪能しました。
オレンジジュースが無くてもオレンジワインがあれば私は幸せ。
¥2,178(税込価格) 2024/11/7
シン ティント / ボデガス・フルトス・ビジャル
スペインの赤ワインでございます。
世界のいたる所で紛争、戦争が行われております。
言い分や大義はそれぞれにございましょうが、争いはなんとかやめられないものでしょうか。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、もう二年以上続いておりますが、ここへきて北朝鮮が派兵するということが判明しております。
経済的のものや近隣諸国への戦略を考慮しての荒業を仕掛けております。
派兵される北朝鮮部隊の規模や能力は様々な憶測が報道されていますが核をちらつかせつつ精鋭部隊を保有し、国力の殆どを軍備に注入してきた北朝鮮、持ってるものを使いたくなるのはある意味当然か。
隣の韓国との鉄道、道路を爆破して遮断し同族ではなく交戦国と明言、何を考えているのか国のトップの迷走で苦しむのはいつも国民。
これ以降日本も含めて近隣国は更なる危険に巻き込まれていくのでしょうか。
北朝鮮の行動の信憑性、真意、深刻さは測れないけど戦場で命を落とす戦士はいるはず、悲しいね。
信憑性、真意、深刻、「しん・ナンチャラ」とくればのワインです。
ご覧ください、SINに+とありますね、SINはスペイン語で「~無しで」みたいな感じだそうです。
ブドウ以外には何もないってなことかね。
で、ブドウはテンプラニーリョ100%、素直な果実味であります。
ボリュームは飲みやすい程よさ、さり気なくロースト感の香りが後からふわり、その辺がデイリーとはいえ質感って大事ね~と思わせる。
ペラく無いですので日頃にガブガブとやっていただきたい。
ロシアに派兵された戦士達、将軍様のために戦うのか、はたまたチャンスとばかりに国外逃亡図るのか、彼らの真意は如何に。
¥1,430(税込価格) 2024/10/30