店主のブログ
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ピエモンテ・ロッソ / モンタルベラ
イタリアの赤ワインでございます。
年末恒例の流行語大賞が発表されました。
候補の中には「あ~あったねえ」から「こんな言葉あったの?」までいろんな流行語が。
爺様になるにしたがって世間の流行り事から遠のいていく私にはいったい何のこと?なる言葉がたくさんありました。
「タピる」とか「闇営業」、「キャッシュレス」は分かりますが、中学生、高校生らの年代の言葉にはまったくの?マークがつきますわ。
個人的には「軽減税率」ですかね、店のレジ対応はスムースでしたが手書きの伝票書きは今だミスします。
8%、10%の混合はやっかいですな、何枚もの伝票をゴミ箱行にしております。
で、流行語の大賞は「ONE TEAM」良いですねえ~。
あの感動を思い出せば納得ですね。
闇営業あたりのネガティヴで悪しきイメージではなんだかね。
良い言葉で締められますね。
言葉とくればのワインです。
香り、味わいにはどれ程の言葉が添えられてきたことか。
また、言葉にならぬ程の出会いもありますね。
イタリアのピエモンテからモンタルベラによる言葉も失うワインです。
ピエモンテの地場種、ルケを使うワイナリー。
ワイン造りの信条は「苦難と改革」「解釈とテロワール」 地場の品種に立ち向かう心意気。
バルベラとルケによるブレンドはその個性を圧倒的なアロマで表現します。
溌剌としていながら艶やかでセクシー、アセロラなどの赤い果実の強いアロマ、花ようなうっとりする香り。
「貴女とこのワインにはどんなバラの花も叶うまい」
「このワインの芳しさにふと貴女を思い出しました」
なんて背筋も凍るよな言葉を使ってみてはいかがかな、くどき文句を使う時にあると便利なワインじゃね?
ちなみに我が家でこんな言葉を使ったら「んねえ、早いとこ風呂入っちゃってよ、後つっかえてるんだから!」で終わりましょうか。
はい、分かりました。 じゃあ風呂入ルケ!
¥2,700(本体価格) 2019/12/5
カラーラ テンプラニーリョ・グラシアーノ / エル・ソレアド
スペインの赤ワインでございます。
とうとう12月に入ってしまいました。
別に悪い事ではないですが、なんか追われていくような気分です。
カレンダーも一枚がぶらりとして心もとない。
季節もいっきに冬に突入した感じで、春・夏・ 台風・冬という新しい四季になったようです。
世の中も忘年会とかクリスマスの話とかで一層の年末感を出してきますが、皆さんは忘年会とか忙しいですか?
私どもは飲む方より飲んでもらう飲み物の配達で年末を感じます。
せっかく配達するんです、皆様いっぱい注文してな~、飲食店さんジャンジャカ栓を抜いてね~。
補充はしっかりいたします。
私はお店に皆様は腹の中に補充怠り無きよう。
忘年会とくればのワインです。
私毎日一人忘年会の幹事で忙しいです。
スペインのマンチュエラのから、エル・ソレアドさんの美味しいワイン。
大理石調のラベル、シラーもあったね色違いで表現してます。
で、こちらはブレンドタイプ。
テンプラニーリョとグラシアーノを半分ずつ。
グラシアーノは色濃くカベルネソーヴィニヨンのように濃厚さがあるのでスペインワインではブレンドによく使われています。
熟成はオーク樽、程よい樽感です。
味わいはしっかりとして甘味ある柔らかなタンニンで深みあります。
グビグビ飲んでグラスは空~ら、注ぎ足すワインはやっぱりカラーラ。
\1,800(本体価格) 2019/12/3
USA カベルネソーヴィニヨン / スコット・セラーズ
アメリカの赤ワインでございます。
この数日で同じような事件が複数起きてます。
SNSによって知り合った未成年を軟禁する男たちの犯罪。
子供たちにとっても身近なSNSは勝手に思い込んでいる心のより所を創り出す。
各々、多感な世代の悩みを抱えているんだろうが、たやすく包み込んでくれる優しい大人はいないのだ。
文字だけで人柄などは分からんのだよ、その瞬間に犯罪は始まっているんだよ。
私、SNSの詳しい仕組みは分からんですが、情報入手の容易さは命の危険さと背中合わせ。
一部のねじ曲がった大人の私欲に満ちた行動に呆れます。
表沙汰になってなくても同じようなことがどれ程あるんだか、事件はより複雑になっていきますね。
SNSとくればのワインです。
GSMって表記は良く見ます、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードルのブレンドに使われます。
SNSってシラー、ネッビオーロ、ソーヴィニヨンのブレンド? 違うね。
じゃあ、USAって?
それアメリカね。
ご覧あれ、USA どっから見てもどアメリカのワインだろ~というラベル。
スコット・セラーズが有りそで無かった ダッシャッシャ~なデザインを伴ってのワインをリリース。
中身もらしいカベルネソーヴィニヨン。
でカベルネは75%入ってるだけ、そこもアメリカらしい。
バルベラとプティ・ヴェルドがブレンドされてます。
カベルネの力で押せばパワーと甘味でノックダウンだろうが、バルベラですかね効きがあります。
香りに華やかさと鮮やかを醸し出す。
味わいもしっかりしてますがコッテリせずきれいなフィニッシュを生みだしてるようです。
火災で危機にあるカリフォルニア・ワイン、皆さんでドンドン飲んで応援しましょう!
\1,800(本体価格) 2019/11/30
ターティア / サン・ティシドーロ
イタリアの白ワインでございます。
最近芸能人のご結婚が多いですね。
他人事なので誰と誰がってのは覚えてないですが多いようですね。
先日、移動図書館がやって来ていつものように本を借りに行きますと「はい、ご結婚おめでとうございます。」と職員の方から言われ本を差し出されました。
「は?」と返して本を見ますと壇蜜さんの著書であります。
「ン?」て顔しますと「壇蜜さんが結婚しました」のお言葉。
そもそも壇蜜さんが作家なのか女優なのかも知らないし、独身なのかも既婚者なのかも知らない。
で、帰ってネット見ますと「壇蜜結婚」の記事が。
そういうことだったの、でもタイミングよくね?
ってな訳で今読んでるのは壇蜜さんによる小説。
女性ならではか目線、不思議な文体を楽しんでます。
壇蜜さんとくればのワインです。
しばしばワインの風味の表現に蜂蜜とかリンゴの蜜などが出てきます。
ラツィオの白ワイン、ターティア。
トスカーナに陰に隠れて目立たない印象もちらりのラツィオ、ちゃんと美味しいワインはたくさんあります。
イタリアのトップコンサルタントの一人、リカルド・コタレッラさんが友人ということで指導を受けるサン・ティシドーロが仕込む白ワイン。
ブドウはトレビアーノ95%、マルヴァジア5%のブレンド。
蜜ではないがリンゴのジャムのような香りが出ます。
アオハタ・リンゴジャムをレモン水でといてハーブを効かせたようなフレーバー。
味わいは乾いたミネラル、ジューシーさは控えめなのドライな味わい。