アイスワインなど甘いワイン
アイスワインなど甘いワイン
アロマ・デ・コラソン / アネコープ
スペインの赤ワインでございます。
4月13日は「喫茶店の日」とカレンダーにあります。
去年も書いたような気もしますが被った内容でなければよいのですが。
っていうか、以前のはチェックして消せばいいだろと思うんですがやらないのは何故?
高校に入学したての頃、電車で帰りに降りる駅前の喫茶店。
寄ってこうかと友人に言ったら「俺は帰る」と言われました。
子供ながらに喫茶店の響きに大人のドアを叩くつもりだったんですがね、真面目な友人に拒否されたのを思い出す。
まだスタバも無い、マックさえ無い、ましてやコンビニさえ無かったあの頃。
「さてん」という響きは大人でした。
コンビニも無え?と思われるお方も多かろう、いつも書いてるでしょ私は爺だと。
そんな歳なんだぜ~。
一度入ればどうってことない喫茶店、しまいにゃ学校サボってレッツラゴー!
しょうもな高校生になっておりました。
そんな甘ちゃんだった頃を思い出します・・甘ちゃん? 甘い?
そうです、ご紹介しますワインはスペインのやや甘口の赤ワインです。
相変わらずのフリの長さだねえ。
造り手はバレンシアで作物の生産組合であるアネコープ近年ワイン造りも始めた生産者です。
品種はガルナッチャ・ティントレラ100%。
通常よりさらに熟すのを待っての収穫、充分な完熟によって甘味、タンニンののったブドウで造られる。
甘いと思って飲むから甘口だよね、知らずに飲んだら本格的タンニンのある赤ワインで、おやっ?少し甘味が効いてるか?といったくらいの甘さ。
この辺をお客様にお知らせする難しさであります。
しかし、女性をターゲットにしたいのかほんのりと甘口っていうとデザインがなあ~
たいがいハートマークとかキュートになるんだよね、男が買い辛いじゃねえかと思います。
ハードボイルドなラベルや💀マークで甘口なんてのもあったらなあと。
¥980(本体価格)
ユルツィガー ヴュルツガルテン アウスレーゼ / カール・エルベス
ドイツの極甘口白ワインでございます。
ワインを扱いながらお恥ずかしいですがドイツの甘口に関しては閉口いたします。
進んで手を伸ばすってのが正直ないもんね。
ですので簡単に書き入れて逃げます。
モーゼルのカール・エルベスの造るアウスレーゼ、品種はリースリングです。
ご紹介しているヴィンテージのものはワインアドヴォケイトで89点であります。
アイスワインを仕入れようとしていたんですけど、アイスワインだけでなくこういったアウスレーゼなんかの極甘口も少なくなっています。
年々生産が難しくなっているようです。
375ml ¥2,300(本体価格)
リースリング アイスヴァイン ランゲンロンスハイマー・ローラーベルグ
/ テッシュ
ドイツの極甘口ワイン、アイスヴァインでございます。
飲んだというよりは試飲会でのテイスティングによる御報告でありましょうか。
正直、この手のワインをたくさん飲んでないです。
故に何がどう凄く、そこが美味しさの奥義である、などとは決して言えませんし書けません。
ただね、目の前にあれば口にしますよね、タダだし。
まずもってヴィンテージの1999年ですよ、そうは飲むことないもんね、アイスヴァインでバックヴィンテージなんて。
並んで1998年もやっつけてやりやしたぜ、ふふふ・・
で、「こちらがこんな、こっちになるとこんなになります」なんて注がれても、こちらにう~ん、こっちにはうう~ん、と唸ることしかできない私。
確かなのは、甘美な世界の深さ、時を経てなおも彩りに艶を増す飲む至宝の蜜の誘いか。
よく分からない世界です、これくらいで退散しましょう。
375ml 売り切れ
シェリー オールド・ハーヴェスト ミディアム・ドライ
/ ボデガス・ヒメネス・スピノラ
スペインのシェリーでございます。
試飲会にていただいた時の感想ですが、あまりの美味しさにアップしておきます。
この春の試飲会は大抵はスルーしてしまうシェリー系に何故か吸い込まれ、その美味しさに驚きを覚えました。
その中でも完全にやられたのがこのシェリー。
造り手はボデガス・ヒメネス・スピノラ。
このボデガがプライヴェートで所有していたオロロソのソレラ1964年ものをベースに、なんと1918年ものの極甘口のペドロ・ヒメネスをブレンドした貴重なシェリー。
味わいはミディアム・ドライ。
驚きはまず香り、グラスからこぼれる豊潤に艶やかなアロマ。
私の生活にはまず出てこない言葉のひとつ「セクシー」があうでしょうか。
飲んでおきながらこれは飲み物か? なんて思ってしまいました。
で味わい。
ミディアムです、たまらん上質な甘みがあります。
なんとも表現しづらい塩梅さ。
まったりとしない切れを持った甘さでしょうか。
グラスを洗っても水をのんでも、しばらく鼻と口の中を持っていかれました。
凄いですね、シェリーって。
感動しました。
500ml ¥3200(本体価格)
アルベアル ペドロヒメネス・1927 / アルベル
スペインの白ワイン、極甘口でございます。
入荷して参りましたので御紹介です。
一応試飲会で飲んできました。
アンダルシア地方からシェリー同様この地方のブドウから造られます。
ラベルの P・X は品種のペドロヒメネスを指し、1927はワイナリーがこの地方独特のソレラシステムの熟成によるワイン造りを始めた年 だそうです。
正直シェリーはそれ程飲むことが無いので試飲会でも「気まぐれに飲むか」といった感じで口にしました。
それがなんということか!
小さなカップに注がれた褐色の液体、粘性があり「なんだか凄いね」なんて会話が。
飲んでぶったまげ~、これはヤバイですよ。
カラメルかな、いやもう黒蜜です。
飲むのもけっこうですが、アイスクリームなんかにかけて喰ってください。
ちょっと飛びますが、餅につけたっていいんじゃないでしょうか。
ようは和のテイスト感がたっぷりなんです。
アドヴォケイトでも98点をつけたり凄んげえですぜ、お試しください!
この手のワインですからサイズもハーフ、お家に置いとくとちょっと便利な使い道あり。
冷蔵庫の片隅にでも入れておいたらどうでしょう、価格が驚きです。
¥1,650(本体価格)
パッシート ビアンコ・デル・ヴェネト / カヴァルキーナ
イタリア ヴェネトのパッシート、甘口ワインでございます。
カヴァルキーナというワイナリーの名前は地域の名前でカヴァルキーニ伯爵邸があったことからついています。
そのカヴァルキーナを所有するのは現オーナー、ルチアーノ・ピオーナさん。
世界のベストワインを造りたいとは思わない。 飲んでカヴァルキーナと分かるワインを造りたい。とおっしゃる自らの道を行く醸造家。
御紹介いたしますのはパッシート、甘口のデザートワイン。
ガルガネーガとミュラー・トゥルガウというブドウを乾燥させてから仕込みます。
18ヶ月もの期間にわたり樽熟成。
「この品質のワインはこの価格では絶対に見つからない、市場は倍の価格でこういうワインを探しているくらいだ」とピオーナさんは自信を持って語ります。
ヴェネトならでは造りの技法と技術のパッシート、いかがでしょう。
375ml ¥2,100(本体価格)
ウーデンハイマー キルヒベルク シャルドネ・アイスワイン
/ ルドルフ・ファウス
ドイツのアイスワインでございます。
アイスワインってことは極甘口でありますね。
ここ数年に渡り、収穫量も減り生産の少ないアイスワインです。
正直、高いし甘~いので滅多に飲まないですなあ。
でも、生産されないのは深刻です。
地球温暖化でブドウは早く熟しすぎ、冬の温度も凍るまで下がらなくなってきているんだそうです。
そんな中での2012年ヴィンテージの貴重なアイスワイン。
シャルドネで造られています。
2012年12月8日、気温マイナス9度での収穫、当然収量は少ないすです。
温暖化によりワイン産地自体に変化があり、銘醸地も意外な所になるかもなんて話しがありましたが、ワイン自体が造られなくなるなんてことも未来にはおきるんですかね?
誰か地球を助けておくれでないかえ? ¥3,600(本体価格)
ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ / シャトー・ペスキエ
フランス ローヌの白ワインでございます。
ペスキエの造るデザート・ワイン、甘口ワインですぞ。
なんかペスキエがこういったワイン造るとは思いもよらないですなあ。 まあ、私の勝手な思い込みは置いといて。
磨りガラスのボトルに入った500mlサイズ、ガラス栓仕様のちょいとコジャレたパッケージ。
ブドウはミュスカ・プティ・グラン100%、当然!?自然農法栽培。
色は桃の果実を思わせるやわらかな透明感、口の中をころがるネクターっぽい粘性。
砂糖に漬け込んだフルーツのように甘い、午後の紅茶を甘くしたような雰囲気もあるかな。
ヴァントゥーのスーパーエステートと評価するパーカーさんもこのペスキエにはビックリか? ¥2,400
サングリア バホ・デル・ソル / アネコープ
スペイン バレンシアのサングリアでございます。
サングリアはワインにフルーツを漬け込んだワインドリンク。
生産者のアネコープは柑橘類の生産組合で大きな規模を誇ります。 1986年よりワインも造り始め、ワインの方でも確実に実績を作り上げています。
そんなアネコープですから持ち合わせている特徴を活かせばサングリアに辿り着くのは必然でしょうか。
甘い赤ワインにレモン、オレンジなどのフレーバーが心地よく利いています。
そのまま冷やしてもいけますが、氷を浮かべたり、ソーダで割っていただくと格別のサマードリンクとしていただけます。
お店やご家庭で個性的にホームメイドされますが、手っ取り早くサングリアをいただいきたいときにはバッチリです。
その際レモンの輪切りでもいれるだけでサングリアのフルーティな美味しさが増しますよ! ¥900
ハイスハイマー ゾンネンベルク アイスワイン / デクスハイマー
ドイツの白ワイン、甘口アイスワインでございます。
正直、アイスワインなど甘口ワインには詳しくないです。けれど、ワインを扱う以上は揃えておかねばならないアイテムじゃあありませんか。
ましてお客様のご要望があるのなら・とアイスの世界を開きました。
な・な・なんと、ここまで地球温暖化は影響を・・
温暖化のよりドイツ全土でアイスワインが造れなくなりつつあるそうです。気温の高さによってブドウが早く熟しすぎ、冬の温度でも凍るまで下がりにくくなってるんだそうです。
これからも地球規模でこの状態は進むとなれば、良質な、いやアイスワインその物が飲めなくなってしまうかも。
であれば現在ストックされているアイスワインは貴重でありますね。
なんでも10年、12年は非常に少なく、11年に至っては全く造られたいないんだそうです。いやあ~どうすんの! と嘆きつつ御紹介。
写真は見づらくてごめんなしゃい、ゴールドラベルは実際にはかっこいいです。
ラインヘッセンのウインナーじゃない、ショイレーベ種で造られております。ヴィンテージは2009年、375ml です、これでもお得感のある価格のアイスワイン。
売り切れ
パッシート シチーリア / カンティーネ コローシ
イタリア シチーリアの甘口白ワインでございます。
自然乾燥させたブドウから造る、糖度の高いワインのパッシート・ワインでございます。
インポーターさんの試飲会にてごちそうになり、なんかピンとくるものがあり仕入れてみました。 私のピンとくるはあてになるもんじゃないですが、このパッシートは魅力的だと思います。
ブドウはモスカート100%、甘いですよ、本当に甘いです。
色は琥珀色といっても差し支えないと思います。白ワインによる琥珀色というのはなんともロマンを感じる美しさでありますね。
甘いんですけど品種による香りの爽やかさが際立ちます。
デザート・ワインにぴったりです、はまってください。 500ml ¥2,200
シュナン・ブラン レイト・ハーヴェスト / スラ ヴィンヤーズ
インドの甘口白ワインでございます。
興味わきますよね、インドの甘口ですからね。カレーに合いますなんてなことは書かないよ。
インドってだけで目をひくスラですが、いろんなワインを造ってますね。
遅摘みのブドウから造られます。 ブドウはシュナン・ブラン95%、シンフォニー5%です。一部をオーク樽にて熟成させています。
甘えぞ~、甘えぞ~なんて想像しながらグラスに注いで、まずひと舐め。「甘~い!」と言ってみたが言葉に疑問が・・
そんなに甘くないじゃん、つ~か、これ飲めます普通に。レモンシロップ的濃厚な香りは放つものの、このてのワインにしてはしっかりとした酸があってまとわりつく感じがしないんです。
なんか不思議な甘口ですね、さすがスラならではの個性を発揮したワインですよ。
ん~、カレーにも合うかな? おっと、お約束でした?
375mlのハーフサイズでこの値段、気軽に試せるね。
売り切れ
パシュラン・デュ・ヴィック・ビル シャトー・ダイディ
/ ピエール・ラプラス
南西フランスの甘口ワインでございます。
ワイナリーのシャトー・ダイディは南西を代表する造り手のピエール・ラプラスの所有し銘醸シャトーとして知られるところ。
南西で多く栽培されているプティ・マンサン100%、発酵を樽で、熟成も樽にて10ヶ月。
酸のあるハチミツ風味の甘口ワインです。 500ml ¥1,980